
社会研究部 上席研究員
百嶋 徹(ひゃくしま とおる)
研究・専門分野
企業経営、産業競争力、産業政策、産業立地、地域クラスター、イノベーション、企業不動産(CRE)、環境経営・CSR
自己紹介 経歴
研究分野・専門分野 | 企業経営、産業競争力、産業政策、産業立地、地域クラスター、イノベーション、企業不動産(CRE)、環境経営・CSR |
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自己紹介 |
企業が利益最大化を図るには、事業ポートフォリオ、立地、設備投資、研究開発、知的財産管理、資材調達、生産管理、マーケティング、財務、人事管理、不動産、ITなどあらゆる経営資源の全体最適化を図る必要がある。しかも、その過程でCSRを踏まえるべきだが、それは企業の存在意義が単なる財サービスの提供ではなく、それを通じた社会的課題の解決、すなわち「社会的価値」の創出にあるべきだと言い換えられる。現代の企業経営に関わる問題は、ある特定の専門的知見のみで紐解くことが難しくなっており、領域融合的な視点が求められる。証券アナリスト業務やリサーチ業務でこれまで培ってきた産業構造、企業財務・経営戦略、社会的価値などの分析スキルを活かして、独自の融合的研究領域を開拓し、企業経営ひいては社会の持続可能性に資する提言的な情報発信を行うことを心掛けていきたい。 |
経歴 |
【職歴】 1985年 (株)野村総合研究所入社 1995年 野村アセットマネジメント(株)出向 1998年 ニッセイ基礎研究所入社 産業調査部 2001年 社会研究部門 2013年7月より現職 ・明治大学経営学部 特別招聘教授(2014年度~2016年度) 【加入団体等】 ・日本証券アナリスト協会 検定会員 ・(財)産業研究所・企業経営研究会委員(2007年) ・麗澤大学企業倫理研究センター・企業不動産研究会委員(2007年) ・国土交通省・合理的なCRE戦略の推進に関する研究会(CRE研究会) ワーキンググループ委員(2007年) 【受賞】 ・日経金融新聞及びInstitutional Investor誌 アナリストランキング 素材産業部門 第1位 (1994年発表) ・第1回 日本ファシリティマネジメント大賞 奨励賞受賞(単行本『CRE(企業不動産)戦略と企業経営』) |
百嶋 徹のレポート
2021年02月05日
AIと研究開発DX-人間とAIが協調・調和するハイブリッド環境が欠かせない

社会を変えるような革新的な製品の開発には、外部の叡智や技術も取り入れる必要があり、世界中で発表された膨大な数の多様な領域の研究論文や過去に実施された実験デ...
2020年12月28日
AIと研究開発DX-人間とAIが協調・調和するハイブリッド環境が欠かせない

企業にとって、顧客ニーズの多様化や産業技術の高度化・複雑化に伴い、異分野の技術・知見の融合なしには、イノベーションのスピードアップが難しくなってきている。...
2020年12月08日
コロナ後を見据えた企業経営の在り方~社会的価値の創出と組織スラックへの投資を原理原則に

「社会的価値の創出(=社会課題を解決すること)」と「組織スラック(=経営資源の余裕部分)への投資」は、アフターコロナを見据えた企業経営における「原理原則」...
百嶋 徹のパブリシティ
著書
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工場・製造プロセスへのIoT・AI導入と活用の仕方
- 著者:
- 編集:技術情報協会 (著)
- 出版社:
- 株式会社技術情報協会
- 発行年月:
- 2020年06月
- 定価:
- ¥80,000(税抜き)
※当研究所百嶋徹が、第1章・第5節「製造業などにおけるAI・IoTの利活用の在り方」を執筆。
すぐに動く!無駄がない!止まらない!スマート工場を実現するためのノウハウを大公開!こんなことに困っていませんか? 課題の解決策を豊富に掲載!! -
IoT・AIを利活用したヘルスモニタリング
- 著者:
- IoT・AI利活用編集委員会(編)
- 出版社:
- テクノシステム
- 発行年月:
- 2020年02月
- 定価:
- ¥40,000(税抜き)
※当研究所百嶋徹が、第1章・第13節「ヘルスモニタリング技術の動向と今後の展望/AI・IoTの利活用の在り方米メジャーリーグの「データ革命」に学ぶ」を執筆。
膨大なIoTセンサデータをいかに効率よく、実用に即して可視化し、機械学習するか? 設備、機械、構造物保守点検・非破壊検査分野へのIoT設置、AIシステムの適用事例を収集して解説。 -
企業不動産戦略-金融危機と株主市場主義を超えて
- 著者:
- 清水千弘/髙巖(編著)
- 出版社:
- 麗澤大学出版会
- 発行年月:
- 2009年7月
- 定価:
- ¥5,460
※当研究所百嶋徹が、第8章「企業不動産戦略の先進事例」を執筆。
企業不動産戦略がもたらすものは何か、どのように実践していくべきか、そして不動産金融システムの進むべき方向を、実務や政策に携わってきた著者たちが分析・提言する。企業価値を高めるための方策を提示する。なお、副題に「株主市場主義を超えて」という言葉を用いたが、その狙いは「投資家が企業や不動産などの価値を正しく評価できる」という市場信仰に、疑問を投げかけるところにある。
講演・学会報告
講演日 | 講演タイトル | 主催 |
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2020年10月30日 | ユマニテクプラザ5者連携セミナー/産学官連携で実現する産業競争力の強化~コロナ禍を乗り切るための企業戦略~ 「コロナ後を見据えた企業経営の在り方~社会的価値の創出と組織スラックへの投資を原理原則に~」 | 三重大学、東京大学、三重県、三重県産業支援センター、みえ大橋学園 |
2020年06月30日 | CREマネジメント研究部会 「CREマネジメントで組織とワーカーを活性化するノウハウについて 」 | 公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA) |
2020年03月09日 | 日経ビジネスイノベーションフォーラム『ESGの視点で捉える企業不動産(CRE)戦略~不動産の利活用による企業価値向上、その新潮流とは』(東京会場) 「社会性に配慮したCRE戦略の在り方」 | 日本経済新聞社(協賛:東急リバブル株式会社) |
TV出演
放送日 | 内容 | 番組名 |
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2014年12月22日 | 「経営戦略に役立つCRE戦略」セミナー | TOKYO MX 「モーニングCROSS」 |
2013年07月03日 | 今年最大の上場「サントリー食品」社長に密着 | テレビ東京 「ワールドビジネスサテライト」 |
2013年01月11日 | 変わる企業の不動産戦略~三菱地所リアルエステートサービスの挑戦~ | 日経CNBC |
新聞掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2020年08月28日 | 日経産業新聞 朝刊 1面 | 未来都市「私」が作る 個人情報収集 急がば回れ!? 強制の米中:一元管理に反発、任意の日本:メリットで誘導 |
2020年08月26日 | フジサンケイビジネスアイ 5面 | 固定費削減 実費精算に切り替え 全日空も定期代支給廃止へ |
2020年08月26日 | 西日本新聞 朝刊 6面 | 通勤定期代 全日空廃止へ 背景に在宅勤務普及 |
雑誌等掲載
掲載日 | 媒体 | タイトル |
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2020年12月18日号 | 税務経理 18-19P | 苦境の航空・鉄道、底打つ自動車 コロナ禍で業績二極分化 ワクチン普及に注目─20年9月中間決算 |
2020年11月 | FORE No.118 8-9P | コロナと都市 DXの最終型はスマートシティで実現 |
2020年11月09日 | Nikkei Asia | Small Japanese towns look to lead world in smartcity tech |
受託実績
年度 | タイトル |
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2012年度 |
平成24年度我が国の産業競争力に関する調査 経済産業省
|
2010年度 |
平成22年度我が国情報経済社会における基盤整備(電機・電子産業の競争力強化に向けた設備投資促進に関する調査研究) 経済産業省 |
2008年度 |
地域イノベーションと産業支援機関 -2つの「広域化」と「ジリツ(自立・自律)化」が必要- 自主研究 |
所属部署
関連カテゴリ
経営・ビジネス
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【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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