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資産形成に向いている投資商品とは何か-何に投資をしたら良いか迷うのであれば、iDeCoやつみたてNISAなどを活用すべき

金融研究部 研究員 熊 紫云
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- 老後の生活資金確保や住宅購入等のためには、まとまった資金を準備する必要があるが、十分に資産形成をするために、どのような金融商品を購入したら良いのだろうか。このレポートでは、資産形成に向いていない投機やギャンブルと、資産形成に向いている投資との違いや見分け方について説明してみたい。
- 資産形成に向いている投資商品には、債券、株式と不動産がある。債券には利息、株式には配当、不動産には賃料収入という定期的にインカムを受け取る仕組みがある。さらに、株式には将来的な会社価値の増加を期待できる仕組みもある。これらは投資商品であり、長期で分散投資するなど、適切な投資手法で活用すれば、けっしてギャンブルでも投機でもないので、長期の資産形成に向いている。
- 多種多様な金融商品から、何に投資をしたらよいか迷う人は、良質な投資商品が数多くある現行つみたてNISA、新NISA(つみたて投資枠)、確定拠出年金制度(企業型及び個人型のiDeCo)等の税制優遇諸制度の対象である投資商品から選択すべきであろう。
適切な投資商品をよく吟味し慎重に選択して、少額でも良いので積立投資を始めるなど、資産形成に向けて、なるべく早く準備を始めることが何より重要であると考えている。まずは実際に投資を始めてみてはどうだろうか。
■目次
はじめに
1――ゼロ、マイナス、プラスサムゲームとは
2――投機、ギャンブルと投資
3――資産形成に向いている投資商品とは何か
【債券】
【株式】
【不動産】
4――資産形成に向いている貯蓄と投資の違い
5――まとめ
(2023年02月21日「基礎研レポート」)

03-3512-1856
- 【職歴】
2020年 日本生命保険相互会社入社
2021年4月 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
熊 紫云のレポート
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