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- 株式インデックスに積立投資をしたら、どれくらい増えるのか-先進国株式、新興国株式、米国株式、日本株式で比較してみた。
2021年11月05日
■要旨
■目次
1――はじめに
2――金融・経済危機の直前から毎月2万円を投資したらいくらになるか?
3――株式インデックスへの積立投資のリターン
4――株式インデックスへの積立投資のリスク
5――まとめ
- 人生100年時代の資産形成には株式インデックスへ積立投資がとても有効である。長期的に適切な株式インデックスへ投資すれば高い収益が期待でき、いわゆる「老後資金の2,000万問題」も解決できると言える。
過去のデータから、日本から見た代表的な4つの金融・経済危機(日本バブル崩壊、ITバブル崩壊、リーマン・ショック、コロナ・ショック)において、株価暴落直前という最悪のタイミングで株式インデックスに積立投資を始めた場合でも、一括投資と同様、長期保有すれば損をしにくいことが分かった。 - 株式インデックスとしては、一括投資と同じく積立投資の場合でも、米国株式(ナスダック100、S&P500、ダウ平均株価)、先進国株式(MSCIコクサイ)など、収益力、成長力が期待できる株式インデックスが良い。
- 長期的には一括投資のリターンとリスクが積立投資と同程度になるため、これから資産形成を考える方は、つみたてNISAや確定拠出年金等の税制優遇制度を活用して、株式インデックスへの積立投資を長期間続けるとともに、資金に余裕があるなら、あまりタイミングを気にせずに追加で一括投資をするのが良い。まずは少額でも始められる株式インデックスへの積立投資を今すぐにでもスタートしてはどうだろうか。
■目次
1――はじめに
2――金融・経済危機の直前から毎月2万円を投資したらいくらになるか?
3――株式インデックスへの積立投資のリターン
4――株式インデックスへの積立投資のリスク
5――まとめ
(2021年11月05日「基礎研レポート」)
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03-3512-1856
経歴
- 【職歴】
2020年 日本生命保険相互会社入社
2021年4月 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
熊 紫云のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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