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パンデミックにより、世界の消費者はどう変わったのか-メンタルヘルス悪化、今の保障への不安、デジタルの急速な普及-

保険研究部 上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長 有村 寛
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スイス再保険は、2022年1月から2月にかけて行った新型コロナウイルス感染症に関する消費者調査の結果(Swiss Re Institute “Swiss Re global COVID-19 consumer survey 2022 Digital touchpoints build physical and mental health resilience”)を2022年6月1日付で公表した。
当調査報告は、昨年、一昨年度に続くものである。昨年までの調査は、アジア太平洋地域を対象としていたが、今回は対象を世界の20市場に広げている。
今回の調査報告書では、調査対象を広げたことに伴い、新興国と先進国を対比するデータが多く見られるようになった他、メンタルヘルスへの影響を大きく取り上げている。
ここでは、当調査報告の概要について紹介したい。なお、当レポートで紹介しているデータは、特に断らない限り、同調査報告に基づくものである 。
■目次
1――はじめに
2――メンタルヘルスの悪化
3――現在の保障に対する不安の高まり
4――デジタルの急速な普及
5――保険加入決定に際しての重要ポイント
6――おわりに
(2022年09月27日「保険・年金フォーカス」)

03-3512-1822
- 【職歴】
1989年 日本生命入社
1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職
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