2025年04月15日

さらなる高成長が予想されるインド保険市場-今後5年間の収入保険料平均増加率は、生損計10%、生保9.5%-

保険研究部 上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長 有村 寛

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■要旨

Swiss Re Instituteは今年1月、急成長を続けるインド保険市場についてのレポートを公表した。同レポートによれば、経済成長、デジタル化、規制の整備を背景として、インドの保険市場(生損保計)は、2029年までの期間において、年平均で10.0%増加し、新興諸国平均(7.2%)、世界平均(4.8%)、(生保では、同9.5%、7.6%、5.0%)を大きく上回ることを予測するとともに、G20諸国の中でも最も急速に成長する、とされている。当報告では、急成長を続けるインド保険市場について、生保マーケットを中心に、世界における位置づけ、将来予測等にも触れながら紹介したい。

■目次

1――引き続き著しい成長が予想されるインド保険市場
2――世界におけるインド生保市場

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年04月15日「保険・年金フォーカス」)

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保険研究部   上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長

有村 寛 (ありむら ひろし)

研究・専門分野
保険商品・制度

経歴
  • 【職歴】
    1989年 日本生命入社
    1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
    1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職

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レポート紹介

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