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パンデミックは生命保険需要を大きく喚起するのか-米国の従業員マーケットから
保険研究部 上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長 有村 寛
新型コロナウイルスの感染拡大を経て、米国では2021年の生保販売が前年比20%増になる等、生命保険へのニーズが顕在化してきている。このような中、米国における生保・年金のマーケティングに関する代表的な調査・教育機関であるLIMRAは、米国における従業員の生命保険に対する意識について、2022年3月にレポートを発表している。
ここでは、同レポートに加え、必要に応じてLIMRAによる他のレポート・データ等も参照しつつ、米国の従業員の生命保険に対する意識について、概要を紹介したい。
■目次
1――はじめに
2――生命保険に対するニーズの高まりならびに団体生命保険・個人保険別の加入状況
3――雇用主が提供する生命保険の必要度・依存度
4――低い従業員の制度理解
5――おわりに
(2022年06月01日「保険・年金フォーカス」)
03-3512-1822
- 【職歴】
1989年 日本生命入社
1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職
有村 寛のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/06/07 | 米国、消費者の誤解・理解不足が生保加入の最大の障害-最大の理由(保険料が高すぎる)も、誤解に基づくものが大半- | 有村 寛 | 保険・年金フォーカス |
2024/05/10 | 米国消費者の生命保険ニーズギャップは過去最大-コロナ禍以降、ニーズギャップは拡大- | 有村 寛 | 保険・年金フォーカス |
2024/04/16 | 引き続き高成長が予想されるインド保険市場-2022年の生保収入保険料は前年の世界第9位から第7位に浮上- | 有村 寛 | 保険・年金フォーカス |
2024/03/26 | 過去最高の新契約保険料収入となった米国個人生命保険販売-2024年、2025年も5%成長予想- | 有村 寛 | 保険・年金フォーカス |
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