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医師の需給バランス 2022-医師偏在是正のためにどのような手立てが講じられているか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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人口の高齢化が進むなかで、医療サービスの安定供給が注目されている。厚生労働省の医療従事者の需給に関する検討会 医師需給分科会では、6年以上に渡って医師需給推計、医師偏在対策等の議論が重ねてきた。分科会は、2022年2月に第5次中間とりまとめを公表した。
本稿では、その内容をもとに、日本の医師の配置の現状や見通しについて、見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――日本の医師の現状
1|医師数は、戦後一貫して増加している
2|複数の診療科を標榜する、小児科医や産婦人科医は減少している
3――医師偏在指標
1|医師偏在指標により、医療圏ごとの医師偏在度合いが数値化された
2|医師は東日本で少数、西日本で多数の傾向
4――産科と小児科の医師偏在指標
5――医師偏在の是正対策
1|地域偏在対策として地域枠を設けた
2|臨床研修では募集定員倍率を下げる地域偏在対策が進んだ
3|専門医については、都道府県別・診療科別の専攻医上限を設定した
4|都道府県は医師確保計画を策定して偏在是正のためのインセンティブを設定している
6――おわりに (私見)
(2022年05月17日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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