2020年11月04日

医業の損益状況-収支面で、医療機関の経営状態は安定しているのか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也

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■要旨

患者が安心できる医療を受けるためには、医療機関の経営状態が安定していることが必要となる。

医療機関の損益は、いまどのような状況にあるのか? 以前と比べて、どのように変化しているのか? 本稿では、医業の損益状況について、みていくこととしたい。

■目次

1――はじめに
2――医業の損益の統計
  1|外来診療は収益性が高い傾向
  2|民間は黒字、国公立は赤字傾向
3――損益率分布の変化
  1|医療法人設立の病院は格差が縮小している
  2|国公立の病院は軒並み赤字
  3|個人設立の一般診療所の収益性は高い
  4|医療法人設立の一般診療所は収益性が向上
4――おわりに (私見)
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保険研究部   主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員

篠原 拓也 (しのはら たくや)

研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務

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