2021年05月07日

コロナ禍における生活の変化(3)-「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査」からみる生活行動の変化と地域間較差

生活研究部 井上 智紀

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■要旨

新型コロナウィルス感染症の国内における感染拡大が始まってから1年以上が経過した。本稿では、昨年12月に公表した拙稿に引き続き、昨年9月以降のコロナ禍における生活行動とその変化の地域差に着目し、買い物、食事サービス利用、働き方の3つの局面および生活時間について、感染拡大前(昨年1月頃)との対比をもとに地域ごとの状況を概観した。

その結果、買い物、食事サービス利用、働き方の3つの局面における生活行動および生活昨年の9月、12月、今年3月の3時点における生活行動はそれぞれ様々に変化している上、地域によってもそれぞれ異なっていた。時点間の差や地域差はいずれもそれぞれの時点、それぞれの地域における感染拡大の状況など様々な要因が影響した結果であるとともに、こうした行動が感染拡大の一因にもなっているとも考えられる。

■目次

1――はじめに
2――買い物行動の変化
  1|増加した買い物行動
  2|減少した買物行動
3――食事サービス利用の変化
  1|増加した食事サービス
  2|減少した食事サービス
4――働き方の変化
  1|増加した働き方
  2|減少した働き方
5――生活時間の変化
  1|増加した生活時間
  2|減少した生活時間
6――結果の総括
Appendix
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生活研究部  

井上 智紀

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