2020年10月23日

新型コロナ接触確認アプリ(COCOA)利用意向をもつ人の評価ポイント(10代編)

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

厚生労働省による「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA」は、10月22日現在、ダウンロード数は1,873万件、陽性登録者数は1,288件で、ダウンロード数は日本の人口1憶2千万人に対して16%、陽性者の登録はアプリがリリースされた7月以降の陽性者約7万6千人に対して1.7%程度にとどまっている。当初、期待されていたほどには活用されていない。

ニッセイ基礎研究所では、6月末以降、ウィズコロナ・アフターコロナの行動を予測するために、20~60 歳代の全国に住む男女約2千人を対象とする「新型コロナウイルスによる暮らしの変化に関する調査」をインターネット調査にて、継続的に実施している。このデータを使った「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)利用意向が強いのはだれか」「新型コロナ接触確認アプリ(COCOA)利用意向のある人の評価ポイント」において、20~60歳代で新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)の利用意向が高い人は、新型コロナウイルスの感染への不安があり、行動自粛を行っている人に多く、「自分の感染予防への効果は期待できなさそう」と考えつつも、「多くの人が利用することで、国内の感染が早く収束する」「濃厚接触通知があった場合に、優先的に検査を受けられる」とアプリを肯定的に捉えていていた。9月の調査では、6月の調査と比べて、接触確認アプリを「ぜひ利用したい(もう利用している)」は上昇していたが、「場合によっては利用したい」もあわせると利用意向は低下していた。

本稿では、上記調査とあわせて15~19歳を対象に行っている「新型コロナによる暮らしの変化に関する調査~10代編」の7月初旬調査1と、10月初旬調査2のデータを使って、10代の学生における接触確認アプリの利用動向とアプリについて考えていることを紹介する。
 
1 2020 年7月3日実施。調査対象は全国に住む 15~19 歳の男女(LINE リサーチのモニタ)。有効回答数 420。
2 2020年10月7~8日実施。調査対象は全国に住む 15~19 歳の男女(LINE リサーチのモニタ)。有効回答数 420。

■目次

1――アプリの利用意向
2――アプリについての考え方
3――10代のアプリ利用意向も低下気味。アプリへの考え方は20~69歳と大きな差はない。

(2020年10月23日「基礎研レター」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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