- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 医療・介護・健康・ヘルスケア >
- 健康・ヘルスケア >
- 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)利用意向が強いのは誰か~普及の鍵は、個人情報取り扱いの安全性と、アプリ利用メリットの更なる周知
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)利用意向が強いのは誰か~普及の鍵は、個人情報取り扱いの安全性と、アプリ利用メリットの更なる周知

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
6月に厚生労働省による「新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOA」がリリースされ、7月3日以降、陽性者と接触した場合に通知を受け取ることができるようになった。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止と経済活動の両立を進めるにあたっての期待が大きい。アプリへの関心は高く、7月13日の17時時点で680万件ダウンロードされている。7月以降の感染の再拡大にともない、経済活動との両立のため、ここ数日でもダウンロード数は1日数万件にのぼる。
アプリダウンロード数としては、かなりの人気と言えるが、日本の人口1憶2千万人に対して、5%強にとどまっている。
ニッセイ基礎研究所が行った「第1回新型コロナによる暮らしの変化に関する調査1」によると、6月末の時点で利用意向があったのは4割だった。利用者が多くなるほど、効果が期待できるだけに、どういった人の利用意向が強いのかについて分析を試みた。
1 2020年6月26~29日に実施。インターネット調査。対象は、全国に住む20~69歳の男女(株式会社マクロミルのモニタ)。有効回答2,062。
■目次
1――利用意向があるのは全体の4割~60歳代で意向が強い
2――利用意向があるのは、不安を感じていて行動を自粛している人
3――個人情報漏洩の不安は、どの程度影響しているか
4――個人情報の取り扱いの安全性以上にアプリ利用のメリットの周知が必要
(2020年07月15日「基礎研レター」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/09/18 | 保険適用後の不妊治療をめぐる動向~ARTデータとNDBデータの比較 | 村松 容子 | 基礎研レポート |
2025/07/22 | 保険ショップの利用実態とその変化~利用目的とチャネル選択にみる役割の変化 | 村松 容子 | 保険・年金フォーカス |
2025/07/03 | BMIと体型に関する認識のズレ~年齢・性別による認識の違いと健康行動の関係 | 村松 容子 | 基礎研レポート |
2025/07/02 | 日本女性の“やせ”の特徴 | 村松 容子 | 基礎研レター |
新着記事
-
2025年09月18日
保険適用後の不妊治療をめぐる動向~ARTデータとNDBデータの比較 -
2025年09月18日
不動産投資市場動向(2025年上期)~日本市場の取引額は高水準を維持。グローバル市場は回復基調を辿るも依然低調 -
2025年09月18日
資金循環統計(25年4-6月期)~個人金融資産は2239兆円と過去最高を更新、投信・国債・定期預金への資金流入が目立つ -
2025年09月18日
欧州委員会、Googleに制裁金-オンライン広告サービス市場での支配力濫用 -
2025年09月18日
米住宅着工・許可件数(25年8月)-着工件数(前月比)は減少に転じたほか、市場予想も下回る
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)利用意向が強いのは誰か~普及の鍵は、個人情報取り扱いの安全性と、アプリ利用メリットの更なる周知】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)利用意向が強いのは誰か~普及の鍵は、個人情報取り扱いの安全性と、アプリ利用メリットの更なる周知のレポート Topへ