2020年07月14日

コロナ禍の10代で増えた行動、減った行動

第1回 新型コロナによる暮らしの変化に関する調査~10代編

生活研究部 主任研究員   久我 尚子
生活研究部 主任研究員   井上 智紀

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■要旨
 
  • ニッセイ基礎研究所では、7月3日にスマートフォン世代である15~19歳の男女420名を対象に、コロナ禍の生活行動の変化や不安などに関する調査を実施。メディアの視聴行動で最も増えたのは「YouTubeなどのネット動画を見る」(73.6%)、次いで、「SNSを見たり投稿する」(55.5%)、「テレビを見る」(51.0%)と続き、主にスマートフォンを利用したメディア視聴の増加が目立つ。
     
  • 属性別には、女性では「SNSを見たり投稿する」(63.8%)や「動画配信サービスで映画やドラマを見る」(41.0%)が、専門学校・短大生では「テレビを見る」(60.0%)が、大学生では「YouTubeなどのネット動画を見る」(80.6%)や「動画配信サービスで映画やドラマを見る」(39.8%)で全体を上回る。
     
  • 生活行動で最も増えたのは「自宅での勉強」(54.3%)であり、次いで「睡眠」(51.0%)、「友人との交流(メールやLINE、電話等)」(49.0%)と続く。一方、最も減ったのは「友人との交流(会う、出かける)」(61.4%)、次いで「外出(アルバイトや通学以外)」(55.5%)、「学校での勉強」(48.6%)と続く。
     
  • 生活行動の増減をあわせて見ると、「学校での勉強」が減る一方で「自宅での勉強」が増える、「友人との交流(会う、出かける)」が減る一方で「友人との交流(メールやLINE、電話等)」が増えるなど、家の中で過ごす行動が増え、外出を伴う行動は減っている。さらに、運動時間は減る一方、睡眠時間は過半数が増えている状況もある。
     
  • 属性別には、大学生で「友人との交流(会う、出かける)」や「外出」などが減り、「自宅での勉強」が増えるなど生活行動の増減が目立つ。背景には中高生と比べてオンライン講義への対応が進み、平常時から行動や交流範囲が広いことがあげられる。
     


■目次

1――はじめに
 ~新型コロナで変わる暮らし、15~19歳のスマートフォン世代を対象に調査を実施
2――メディア視聴行動
 ~ネット動画やSNSなどのスマートフォンを利用して視聴するメディア利用が増加
  1|全体~スマートフォン世代のデジタルネイティブはテレビよりもネット動画や
   SNSが増加
  2|属性別~スマートフォン保有率の高い大学生はネット動画やSNSの利用が増加
3――生活行動~外出行動を家の中での行動で代替、大学生で比較的大きな変化
  1|全体~学校のかわりに自宅で勉強、外で会うかわりにメールやLINE、運動が
   減り、過半数で睡眠増加
  2|属性別~影響が大きいのはオンライン講義への対応が進み、外出の自由度が高い
   大学生
4――おわりに
 ~10代は休校で大人より早くから生活が変化、次稿では10代の不安を捉える予定
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生活研究部

久我 尚子 (くが なおこ)

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生活研究部

井上 智紀 (いのうえ ともき)

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レポート紹介

【コロナ禍の10代で増えた行動、減った行動】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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