2012年03月09日

3月ECB政策理事会:総額1兆ユーロを超えた3年物資金供給の効果見極めへ

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

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■見出し

・グロスで1兆ユーロを越えた3年物資金供給は「疑いのない成功」
・景気見通しは慎重姿勢を幾分緩和、インフレ見通しは上方修正
・大量資金供給の効果と副作用見極めのための様子見継続へ

■introduction

8日開催の3月の欧州中央銀行(ECB)政策理事会は「疑いのない成功(ドラギ総裁)」に終わった3年物資金供給の直後ということもあり、新たな政策決定はなかった。
今月の声明分には、景気見通しの慎重姿勢の緩和、インフレについては「内生的圧力は限定的」としながらも、「2012年中は2%を上回る」とし見通しを上方修正するなどの変更が加えられた。
ECBの金融政策は、当面の間、3年物資金供給の効果と副作用を見極めるための現状維持が続く見通しである。

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経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

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