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- なぜ韓国の出生率は9年ぶりに上昇したのか?-2024年の出生率は0.75に上昇-
なぜ韓国の出生率は9年ぶりに上昇したのか?-2024年の出生率は0.75に上昇-

生活研究部 上席研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任 金 明中
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- 韓国政府が2月26日に公表した統計資料によると、韓国の2024年(暫定)の出生率は0.75となり、2023年の0.72を上回った。
- 全出生児のうち、第2子が占める割合も上昇している。
- 韓国の出生率が改善された理由としては、婚姻件数が増加したこと、韓国政府が少子化対策、特に経済的支援やワーク・ライフ・バランスを支援する政策を拡大したこと、企業や宗教団体が少子化対策を拡大したこと等が考えられる。
■目次
・韓国の出生率が0.75に改善
・韓国の出生率が改善された理由は?
・最近の代表的な少子化対策
「初めての出会い利用券」の支給金額拡大
「6+6親育児休業制度」を実施
代替人材雇用時の助成金を増額
・企業や宗教団体の少子化対策も出生率改善に効果を
・今後も出生率は上昇し続けるだろうか?
(2025年02月27日「基礎研レポート」)
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生活研究部 上席研究員・ヘルスケアリサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任
金 明中 (きむ みょんじゅん)
研究・専門分野
高齢者雇用、不安定労働、働き方改革、貧困・格差、日韓社会政策比較、日韓経済比較、人的資源管理、基礎統計
03-3512-1825
- プロフィール
【職歴】
独立行政法人労働政策研究・研修機構アシスタント・フェロー、日本経済研究センター研究員を経て、2008年9月ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月から現職
・2011年~ 日本女子大学非常勤講師
・2015年~ 日本女子大学現代女性キャリア研究所特任研究員
・2021年~ 横浜市立大学非常勤講師
・2021年~ 専修大学非常勤講師
・2021年~ 日本大学非常勤講師
・2022年~ 亜細亜大学都市創造学部特任准教授
・2022年~ 慶應義塾大学非常勤講師
・2024年~ 関東学院大学非常勤講師
・2019年 労働政策研究会議準備委員会準備委員
東アジア経済経営学会理事
・2021年 第36回韓日経済経営国際学術大会準備委員会準備委員
【加入団体等】
・日本経済学会
・日本労務学会
・社会政策学会
・日本労使関係研究協会
・東アジア経済経営学会
・現代韓国朝鮮学会
・韓国人事管理学会
・博士(慶應義塾大学、商学)
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