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コラム
2024年12月10日
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11月の日経平均株価は、月初に米国ハイテク株の下落や日銀の追加利上げ観測を受けて3万8,053円まで急落した。しかし、米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで景気刺激策への期待から反発し、11日には3万9,533円まで上昇した。中旬は、トランプ次期政権の保護主義的な貿易政策への懸念や、国内主要企業の決算が事前予想を下回る内容が目立ったことから指数は軟調に推移し、21日には3万8,026円まで下落した。下旬はトランプ氏の関税強化方針の表明や、円高ドル安の進行を受けて、輸出関連株は売られたが、一方で国内長期金利上昇を好感した金融株が堅調さを維持した結果、日経平均株価は3万8,000円台前半で推移し、月末は3万8,208円で終えた。このように日経平均株価が推移するなか、事業法人、信託銀行、海外投資家が買い越す一方で、個人が売り越した(図表1)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2024年12月10日「研究員の眼」)

03-3512-1855
経歴
- 【職歴】
2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
2015年 ニッセイ基礎研究所入社
2020年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)
森下 千鶴のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/10/08 | Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for September 2025 | 森下 千鶴 | 研究員の眼 |
2025/10/07 | 投資部門別売買動向(25年9月)~事業法人は52カ月連続買い越し~ | 森下 千鶴 | 研究員の眼 |
2025/10/03 | 進む東証改革、なお残る上場維持基準の課題 | 森下 千鶴 | ニッセイ年金ストラテジー |
2025/09/09 | Investors Trading Trends in Japanese Stock Market:An Analysis for August 2025 | 森下 千鶴 | 研究員の眼 |
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