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コラム
2024年11月12日
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10月の日経平均株価は、前半は堅調な米経済指標や日本の利上げ観測後退を背景にドル高円安が進行し、指数が上昇した。日経平均株価は9日に3万9,000円を超え、15日には3万9,910円まで上昇した。後半は、オランダの半導体製造装置メーカーASMLの低調な決算を受けて半導体株への懸念が高まったほか、衆議院選挙結果への不安から指数は下落し、25日には3万7,913円と前月末比でマイナス圏に沈む場面もあった。しかし、27日に投開票が行われた衆議院選挙後は、与党の過半数割れが織り込み済みとされ指数は再び上昇に転じ、月末は3万9,081円で終えた。このように日経平均株価が推移するなか、事業法人、個人が買い越す一方で、海外投資家、信託銀行が売り越した(図表1)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2024年11月12日「研究員の眼」)

03-3512-1855
経歴
- 【職歴】
2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
2015年 ニッセイ基礎研究所入社
2020年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)
森下 千鶴のレポート
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