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- 企業物価指数2024年9月~輸入物価は下落したが、国内企業物価は前月から伸び拡大~
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1.国内企業物価(前年比)は2ヵ月ぶりの伸び拡大
2.円高進展で輸入物価(円ベース・前年比)は下落

契約通貨ベースの前年比では、▲0.4%(8月:同1.6%)と4ヵ月ぶりのマイナスとなった。内訳をみると、原油価格の下落などによって石油・石炭・天然ガスが前年比▲4.6%(8月:同1.5%)と3ヵ月ぶりにマイナスとなり全体を大きく押し下げた。
円相場(対ドル)は、米金利が引き下げられたことで日米金利差が縮小し、前月比▲2.0%と前月(同7.4%)に続いて円高・ドル安傾向となった。これにより輸入物価は円ベースで前月比▲2.9%(8月:同▲6.2%)と2ヵ月連続のマイナスとなり、前年比では▲2.6%(8月:同2.5%)と8ヵ月ぶりのマイナスとなった。
3.先行きは2%台後半で推移する見込み
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2024年10月10日「経済・金融フラッシュ」)
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