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職場における温度、匂い、音等の問題

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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労働者にとって、職場における作業環境、すなわち、温度や匂い、音の問題は、心身の疲労に影響を与える要素の1つと考えられており、50人以上の事業場に義務付けられている「ストレスチェック」に推奨されている標準的な調査票においても、職場の作業環境についての質問が含まれる。
本稿では、「職場の作業環境(騒音、照明、温度、換気など)はよくない」に対する回答(そうだ/まあそうだ/ややちがう/ちがう)と、よくないと感じている内容について尋ねた結果から、作業環境の現状を紹介する。使用したデータは、ニッセイ基礎研究所が2019年から毎年3月に実施している「被用者の働き方と健康に関する調査」の結果である。
■目次
1――はじめに~職場の作業環境は、心身の疲労に影響を与える
2――職場における作業環境がよくないと感じている割合は4割程度
1|よくないと感じている割合はコロナ禍で一時改善
2|「よくない」は、男性、若年齢、所定労働時間が8時間超、立ち仕事で高く、
週3日以上在宅勤務で低い
3――最も高い不満は「冬、職場が寒い」、次いで「夏、職場が暑い」
4――職場における作業環境とストレス
(2024年07月17日「基礎研レター」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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