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疾病の罹患や加齢にともなう症状に関する不安と、その9年間の変化。
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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この10年ほどで、医療や介護を受ける環境が変化しつつある。医療技術の進歩や高齢化、それにともなう医療費の高騰が進んでいるほか、来るべき人口減少を視野に入れた医療機関の役割分担の明確化や、地域の実情にあわせた医療・介護連携の仕組みの構築等が進んでいる。また、SNSの普及に伴って人々が疾病等に関する情報収集方法も変わってきた。さらに、直近では、新型コロナウイルス感染症の流行とそれにともなう健康上の不安、医療機関のひっ迫等を目の当たりとして、疾病等に関する不安も変わってきていると考えられる。
そこで本稿では、ニッセイ基礎研究所が2023年6月に実施した「生活に関する調査」と2014年8月に実施した「日常生活における不安等に関する調査」を使って疾病や加齢にともなう症状等に対する不安について、この9年間の変化を紹介する。
■目次
1――はじめに
2――不安に感じる人が多い疾病や症状
1|「加齢により身体的機能が衰えて思ったように動けなくなる」「 認知症になる」
「ガン、心疾患、脳血管疾患にかかる」への不安が高い
2|この9年間で、「感染症・伝染性の病気」「認知症」「メンタルヘルス」の不安が上昇
3――おわりに
(2023年12月27日「基礎研レター」)
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
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