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女性のヘルスリテラシーと疾病不安、不妊症検査・受診の動向

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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女性の社会進出とともに、多くの若年女性が月経に関連するトラブル、その他生殖器の疾患等の健康課題を抱えながら就労をしていると言われている。こういった女性特有の疾患や症状は、人に相談をしにくいという特性から、インターネット等で情報を収集することが一般的である。その際に、重要となってくるのが、疾病や症状への関心や、インターネット上で正しい情報を収集するためのリテラシーとされる。
本稿では、女性のヘルスリテラシーの高低による、女性特有の疾病や妊娠・出産に関連する意識の差をみた。その結果、女性のヘルスリテラシーが高い人で、女性特有の疾病を身近に感じていた。また、過去に不妊について不安に感じた経験を持っていても、リテラシーが低いと検査や受診が遠のいている可能性があった。
■目次
1――はじめに
2――女性のヘルスリテラシーの状況
1|女性のヘルスリテラシーの測定方法
2|女性のヘルスリテラシー得点の概要
3――ヘルスリテラシーと疾病に対する不安
~女性のヘルスリテラシーが高い人は、特に女性特有の疾病を身近に感じている
4――ヘルスリテラシーと不妊症等検査・受診状況
~身近で、かつヘルスリテラシーが高い場合に検査や受診
5――おわりに
(2019年12月25日「基礎研レポート」)
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- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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