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妊娠・出産に関連する疾病リスク~怖いのは「卵子の老化」だけではない

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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従来と比べて高齢で子どもを持ちたいと考える夫婦が増えている。しかし、生殖能力は、男女とも年齢を重ねるに従って衰える。最近では、卵巣や子宮等の病気がなくても、卵子の老化を避けるために、卵子を凍結保存することへ関心をもつ女性もいる。
しかし、凍結等によって卵子の老化を避けることができたとしても、年齢が高くなると、生活習慣病などその他の身体の不調や疾病も増える。疾病によっては、妊娠・出産の妨げになることもある。年齢が高くなることによって増加する疾病についても知った上で将来設計をすべきだろう。
本稿では、妊娠・出産を考える女性がどういった疾病で受診をしているかについて年齢別に確認し、年齢が高まることによるリスクを考える。
■目次
1――はじめに
2――出産時の母親の年齢は上昇
3――疾病による受診率は年齢とともに上がる
1|使用したデータ
2|妊娠・出産に関連する疾病の年齢別受診率
4――おわりに~リスクを知った上で健康管理や将来設計を
(2017年02月02日「基礎研レター」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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