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- 英国GDP(2023年1-3月期)-前期比0.1%、小幅だがプラス成長を維持
2023年05月15日
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1.結果の概要:小幅ながら前期比プラスを維持
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想も同様。
2.結果の詳細:サービス業を中心にストライキが成長率の重しに
英国の23年1-3月期の実質成長率は前期比0.1%(年率換算0.5%)となり、10-12月期と同じプラスの成長率(前期比0.1%)を維持した。22年7-9月期(前期比▲0.1%)はマイナス成長だったが、2四半期連続のプラス成長となった。ただし、23年1-3月期の実質GDPの水準はコロナ禍前(19年10-12月)と比べて▲0.5%となり、他の欧州各国と比較して回復が遅れている(図表2)。
成長率を需要項目別に確認すると、1-3月期は個人消費が前期比0.1%(10-12月期0.2%)、政府消費が▲2.5%(前期0.5%)、投資が1.3%(前期0.3%)、輸出が▲8.1%(前期▲1.4%)、輸入が▲7.2%(前期▲0.2%)となった。純輸出の前期比寄与度は▲0.22%ポイント(前期▲0.38%ポイント)だった。高インフレによる個人消費の伸び悩みが見られるほか、ストライキの影響もあり、政府消費が大幅に落ち込んでいる。一方、投資については高金利を受けて住宅投資は落ち込んでいるものの、設備投資等が下支えする結果となった。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2023年05月15日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
・SBIR(Small Business Innovation Research)制度に係る内閣府スタートアップ
アドバイザー(2024年4月~)
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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