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- 「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向(2)~都心は過去10年で83%上昇、価格に先行性も。タワーマンションは69%上昇。東京23区全体並みの伸びに留まる。
「新築マンション価格指数」でみる東京23区のマンション市場動向(2)~都心は過去10年で83%上昇、価格に先行性も。タワーマンションは69%上昇。東京23区全体並みの伸びに留まる。
金融研究部 上席研究員 吉田 資
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- 本稿では、3回に分けて、東京23区の新築マンション市場の動向を概観する。第2回目の今回のレポートでは、「新築マンション価格指数」のサブインデックスとなる「エリア別価格指数」と「タワーマンション価格指数」を算出し、その動向について解説した。
- 2022年の「エリア別価格指数」(2005年=100)は、都心が「213.9」、南西部が「186.6」、東部が「179.0」、北部が「174.3」となった。都心は他のエリアと比較して、価格上昇期に大きく上昇した結果、通期(2005年~2022年)での上昇率が最大となった。また、都心は他のエリアに先駆けて価格の転換期を迎える、価格の先行性が認められた。
- 2022年の「タワーマンション価格指数」(2005年=100)は「220.6」となり、東京23区(192.4)を上回る結果となった。ただし、アベノミクス以降の価格上昇は、東京23区全体並みの伸びに留まった。
(2023年04月21日「不動産投資レポート」)
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03-3512-1861
- 【職歴】
2007年 住信基礎研究所(現 三井住友トラスト基礎研究所)
2018年 ニッセイ基礎研究所
2025年7月より現職
【加入団体等】
一般社団法人不動産証券化協会資格教育小委員会分科会委員(2020年度~)
吉田 資のレポート
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