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干ばつの世界的な深刻化-日本も干ばつの影響から逃れられない

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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気候変動問題を巡る動きが世界中で活発になっている。そうした影響の1つとして、干ばつの深刻化が挙げられる。世界的に、干ばつ問題は、他の自然災害と同様、気候変動による重大な影響の1つとして、注目されている。
本稿では、干ばつ問題の現状を踏まえ、そのうえで、干ばつリスクの管理に向けた世界の動向を見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――干ばつと日本の湿潤気候
1|「23億人以上が水ストレスに直面」(UNCCD報告書)
2|日本の湿潤気候は、モンスーンによる梅雨と日本海側の冬季多雪が原因
3――干ばつの種類と影響
1|気象干ばつが連鎖して、土壌干ばつ、さらに水文干ばつにつながる
2|干ばつは、短期・中期・長期に渡り、様々な影響をもたらす
4――干ばつの発生とリスク
1|乾燥日数の増加は、アフリカや南米で進んでいる
2|干ばつの影響は気づかれないうちに徐々に進行する
3|干ばつリスクは、中央アジア、東南アジアなどでとても高い
5――干ばつリスクの管理
1|ヨーロッパでは干ばつを監視するための組織が設置されている
2|干ばつに対する脆弱性と影響を評価して理解を向上させる
3|干ばつリスクの低減のための行動を決定する
6――おわりに (私見)
(2023年02月13日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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