- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経営・ビジネス >
- 福利厚生 >
- ワーク・エンゲイジメントと生産性のパネル分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(3)
ワーク・エンゲイジメントと生産性のパネル分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(3)
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
健康経営(R)*の推進にあたり、経済産業省では、取組の可視化の段階を終え、評価の可視化の段階であるとしており、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握と向上に向けた取り組みの推進をはじめている。
前稿「ワーク・エンゲイジメントと生産性の単年分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(2)」では、ニッセイ基礎研究所が実施している「被用者の働き方と健康に関する調査」の結果を使って、ワーク・エンゲイジメントと生産性について単年調査の結果を紹介した。その結果、性、年齢や勤務先の属性、およびストレス状況等の影響を調整したうえで、ワーク・エンゲイジメントが高い人で生産性は高かった。しかし、ワーク・エンゲイジメントも生産性も、アンケートによる自己評価を尋ねていることから、分析結果には、調査対象者本人の特性(例えば、どのような質問に対してもポジティブに回答する傾向がある等)の影響を受けている可能性があった。そこで本稿では、2020~2022年の3回にわたって調査に参加した人を対象に分析を行うことで、個人の特性を考慮した分析を試みる。
* 「健康経営」は特定非営利活動法人健康経営研究会の登録商標。
■目次
ワーク・エンゲイジメントとは
1――はじめに
1|本稿で使用したデータ
2|分析概要
2――ワーク・エンゲイジメント等の状況と2020~2022年の変化
1|ワーク・エンゲイジメント等の変数の概要
2|ワーク・エンゲイジメント等の変数の2020~2022年における変化
3|固定効果分析
3――おわりに
03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月17日
マレーシア経済:24年1-3月期の成長率は前年同期比+4.2%~堅調な個人消費と輸出の回復により成長加速 -
2024年05月17日
韓国政府と医療界が医学部の入学定員増案で対立、医療空白が長期化-日本の事例を参考に事態の解決を- -
2024年05月17日
2024・2025年度経済見通し(24年5月) -
2024年05月17日
米住宅着工・許可件数(24年4月)-着工件数は前月から増加も市場予想を下回る -
2024年05月17日
女性の「定年」への意識~「中高年女性会社員の管理職志向とキャリア意識等に関する調査~『一般職』に焦点をあてて~」より(7)
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【ワーク・エンゲイジメントと生産性のパネル分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(3)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
ワーク・エンゲイジメントと生産性のパネル分析~ワーク・エンゲイジメントと生産性(3)のレポート Topへ