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健康経営に関する取り組み効果の可視化に向けた動向~ワーク・エンゲイジメントと生産性(1)

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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健康経営(R)*が注目されるようになり、2021年度の健康経営度調査への回答法人数は、大規模法人部門で2,869件、中小規模法人部門で12,849件といずれも過去最多となった。経済産業省では、健康経営を推進するにあたり、取組の可視化の段階を終え、評価の可視化の段階であるとしており、健康経営度調査で、これまで収集していなかったワーク・エンゲイジメント等従業員の業務パフォーマンスについても現状の把握をはじめている。
ワーク・エンゲイジメントは、仕事に関連するポジティブで充実した心理状態として、「仕事から活力を得ていきいきとしている」(活力)、「仕事に誇りとやりがいを感じている」(熱意)、「仕事に熱心に取り組んでいる」(没頭)の3つが揃った状態として定義される。本稿では、ワーク・エンゲイジメントの考え方と、国の健康経営推進における位置づけを紹介する。
* 「健康経営」は特定非営利活動法人健康経営研究会の登録商標。
■目次
ワーク・エンゲイジメントとは
1――健康経営政策の長期ビジョン
1|国による健康経営推進の現状
2|業務パフォーマンスの評価・分析
2――ワーク・エンゲイジメントの概念と尺度
1|ワーク・エンゲイジメントとは?
2|ワーク・エンゲイジメントを測定する尺度
3――企業等でも測定、評価・分析、向上に向けた取り組みが求められる
(2022年07月26日「保険・年金フォーカス」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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