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確定拠出年金の一時金をいつ受け取るか-課税ルール変更を受けて
基礎研REPORT(冊子版)2月号[vol.299]

金融研究部 主任研究員・年金総合リサーチセンター・ジェロントロジー推進室・サステナビリティ投資推進室兼任 高岡 和佳子
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1―課税ルールの変更
*1 研究員の眼「確定拠出年金をいつ受け取るか-人時間差攻撃も選択肢に」(2021年4月1日)、基礎研マンスリー「確定拠出年金をいつ受け取るか-人時間差攻撃も選択肢に」(2021年6月8日)
2―課税ルールの変更内容とその目的
3―課税ルール変更の影響
しかし、55歳になる年に退職金を受け取り、75歳になる年に確定拠出年金を一時金で受け取ると、55歳になる年に受け取った通常の退職金は20年前のものとなる。前年以前「19年内」に退職金などを受け取った場合に該当しないので、退職所得控除対象期間を重複利用することが可能である。
4―早期・希望退職とFIRE
*2 『1000人以上の大型募集、20年ぶり高水準コロナ禍で実施企業の二極化加速 2021年上場企業「早期・希望退職」募集状況』 https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20220120_01.html
5―最後に
なお、今後も課税ルールの変更等はありうる。退職金などの受け取り時期の決定に際しては、税理士や税務署に確認することを是非ともお勧めしたい。
(2022年02月08日「基礎研マンスリー」)
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03-3512-1851
- 【職歴】
1999年 日本生命保険相互会社入社
2006年 ニッセイ基礎研究所へ
2017年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
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