2021年07月27日

続・資本コストからみたPBR効果~2019、2020年度の要因分析から今後の動向を考える~

金融研究部 准主任研究員   前山 裕亮

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■要旨
 
  • 日本の株式市場では、2019年度は低PBR銘柄が高PBR銘柄より低パフォーマンスであったが、2020年度は低PBR銘柄がやや盛り返した。
     
  • 2019年度は新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う業績への悪影響が懸念され、低PBR銘柄に景気敏感銘柄が多いこともあり、低PBR銘柄の下落が特に大きく低パフォーマンスとなった。
     
  • その一方で2020年度は第2四半期以降の低PBR銘柄の業績回復が顕著であったため、低PBR銘柄の株価上昇が大きくなった。さらに、新型コロナウイルスのワクチン開発進展から来期(2021年度)は経済活動が正常化に向かうとの期待が膨らんだたことも低PBR銘柄の追い風になったと考えられる。
     
  • ただ、2020年度に内外問わず世界的に金融緩和政策が行われる中、高PBR銘柄が投資家に選好され業績拡大の実績や予想以上に買われたこともあり、2年通してだと低PBR銘柄が高PBR銘柄より低パフォーマンスとなった。
     
  • 今後については、低PBR銘柄と高PBR銘柄でバリュエーション面での差はつきにくく、それぞれの業績動向に左右される展開になると思われる。


■目次

1――はじめに
2――TOPIX500採用銘柄をPBRで2つに分けてリターン分解
3――業績は2019年度と2020年度で、ほぼ行って来い?
4――今後の動向は?
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前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

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