2019年06月21日

続・資本コストからみたPBR効果~2017、2018年度の要因分析から今後の動向を考える~

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
  • 日本の株式市場では低PBR銘柄が高PBR銘柄より高パフォーマンスの傾向があるが、足元2年はその傾向がみられなかった。
     
  • 2017年度は高PBR銘柄の業績拡大期待が高まったため、2018年度は低PBR銘柄が外部環境の不透明が嫌気されたためだと考えられる。
     
  • 今後については低PBR銘柄の割安感が高まっているが、外部環境の不透明感が高いだけに低PBR銘柄にとって厳しい状況が当面、続くと予想する。


■目次

1――はじめに
2――TOPIX500採用銘柄をPBRで2つに分けてリターン分解
3――2017年度と2018年度で異なる
4――今後の動向は?
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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【続・資本コストからみたPBR効果~2017、2018年度の要因分析から今後の動向を考える~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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