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- 米住宅着工・許可件数(21年6月)-着工件数は164.3万件と前月(154.6万件)、市場予想(159.0万件)を上回る
2021年07月21日
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1.結果の概要:着工は前月、市場予想を上回る一方、許可件数は前月、市場予想を下回る
2.結果の評価:住宅着工件数の減少から、4-6月期の住宅投資は4期ぶりにマイナス成長へ
住宅着工件数の伸びは前月比+6.3%(前月:+2.1%)と2ヵ月連続のプラスとなった(図表3)。内訳をみると、戸建てが前月比+6.3%(前月:+2.8%)、集合住宅が+6.2%(前月:+0.4%)といずれも2ヵ月連続のプラスとなった(図表4)。
前年同月比では+29.1%(前月:+47.8%)と前月からは鈍化したものの高い伸びを維持した。戸建てが+28.5%(前月:+48.8%)となったほか、集合住宅も+30.5%(前月:+45.4%)といずれも高い伸びとなった。
地域別寄与度(前月比)は、北東部が▲0.8%ポイント(前月:▲1.6%ポイント)と前月に続いてマイナスとなったほか、中西部が▲1.1%ポイント(前月:+3.1%ポイント)とマイナスに転じた。一方、西部が+3.1%ポイント(前月:▲0.9%ポイント)と前月からプラスに転じたほか、南部が+5.0%ポイント(前月:+1.5%ポイント)と2ヵ月連続でプラスとなるなどマチマチの結果となった。
前年同月比では+29.1%(前月:+47.8%)と前月からは鈍化したものの高い伸びを維持した。戸建てが+28.5%(前月:+48.8%)となったほか、集合住宅も+30.5%(前月:+45.4%)といずれも高い伸びとなった。
地域別寄与度(前月比)は、北東部が▲0.8%ポイント(前月:▲1.6%ポイント)と前月に続いてマイナスとなったほか、中西部が▲1.1%ポイント(前月:+3.1%ポイント)とマイナスに転じた。一方、西部が+3.1%ポイント(前月:▲0.9%ポイント)と前月からプラスに転じたほか、南部が+5.0%ポイント(前月:+1.5%ポイント)と2ヵ月連続でプラスとなるなどマチマチの結果となった。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2021年07月21日「経済・金融フラッシュ」)
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経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
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