- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米住宅着工・許可件数(20年9月)-着工件数は市場予想を下回ったものの、堅調な戸建て需要を背景に前月から増加
米住宅着工・許可件数(20年9月)-着工件数は市場予想を下回ったものの、堅調な戸建て需要を背景に前月から増加
経済研究部 主任研究員 窪谷 浩
このレポートの関連カテゴリ
1.結果の概要:着工、許可件数ともに前月から増加、許可件数は市場予想も上回る
2.結果の評価:戸建て主導の回復が持続。7-9月期住宅投資は大幅なプラス成長に転換へ
前年同月比では+11.1%(前月:+0.8%)と4ヵ月連続のプラスとなった。こちらも戸建てが+22.3%(前月:+12.1%)と3ヵ月連続で2桁の伸びを維持した一方、集合住宅は▲16.6%(前月:▲21.2%)と2ヵ月連続で2桁のマイナスとなり、戸建てとは対照的な結果となった。
地域別寄与度(前月比)は、中西部が▲5.8%ポイント(前月:+2.4%ポイント)と前月からマイナスに転じたものの、北東部が+4.2%ポイント(前月:▲3.0%ポイント)、南部が+3.2%ポイント(前月:▲8.6%ポイント)とプラスに転じたほか、西部が+0.4%ポイント(前月:+2.5%ポイント)と3ヵ月連続でプラスを維持した(図表4)。
前年同月比は+8.1%(前月:+0.3%)と3ヵ月連続でプラスとなった。戸建てが+24.3%(前月:+15.8%)とプラスとなった一方、集合住宅が▲19.2%(前月:▲23.8%)とマイナスとなった。
ちなみに、9月の戸建て件数は着工件数が110.8万件と07年6月以来、許可件数が111.9万件と07年3月以来となり、いずれも13年ぶりの高水準となった。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1824
(2020年10月21日「経済・金融フラッシュ」)
関連レポート
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年02月25日
アフターコロナに、共働き世帯の家事・育児分担は変わるか -
2021年02月25日
入試問題の中の「2021」-ちょっとだけ、やっかいな数 -
2021年02月25日
Japan’s Economic Outlook for FY 2020–2022 -
2021年02月25日
聞こえてきた英連合王国分裂の足音 -
2021年02月24日
英国雇用関連統計(1月)-対面サービスを中心に厳しい状況が続く
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【米住宅着工・許可件数(20年9月)-着工件数は市場予想を下回ったものの、堅調な戸建て需要を背景に前月から増加】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米住宅着工・許可件数(20年9月)-着工件数は市場予想を下回ったものの、堅調な戸建て需要を背景に前月から増加のレポート Topへ