2020年09月15日

オルタナティブデータから見たコロナ禍における宿泊業の現状-不動産市場分析におけるオルタナティブデータの応用可能性(1)

金融研究部 主任研究員 佐久間 誠

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■要旨
 
  • 宿泊業は依然として厳しい状況に置かれている。ただし、V-RESASが提供するオルタナティブデータをもとにした分析によると、(1)新規感染者数の少ない都道府県において、(2)夫婦・カップルや一人の少人数、(3)都道府県内の近距離、のセグメントにおいてGo To トラベルの恩恵を受けて宿泊者数がやや回復し、健闘していることがわかった。
     
  • 高頻度・高粒度の分析を可能にするオルタナティブデータは、現在のように不確実性が高い環境において、現状を適切かつタイムリーに把握するためのツールとして有用だろう。


■目次

1――はじめに
2――オルタナティブデータで見る宿泊業の現状
3――おわりに
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金融研究部   主任研究員

佐久間 誠 (さくま まこと)

研究・専門分野
不動産市場、金融市場、不動産テック

経歴
  • 【職歴】  2006年4月 住友信託銀行(現 三井住友信託銀行)  2013年10月 国際石油開発帝石(現 INPEX)  2015年9月 ニッセイ基礎研究所  2019年1月 ラサール不動産投資顧問  2020年5月 ニッセイ基礎研究所  2022年7月より現職 【加入団体等】  ・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター  ・日本証券アナリスト協会検定会員

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