2020年09月04日

ワーケーションが創出する観光需要-観光業・企業・地方自治体にとっての魅力を考える

佐久間 誠

文字サイズ

■要旨
 
  • ウイズコロナ時代の新しい旅行スタイルとして注目を集めているのが「ワーケーション」である。ワーケーションとは、「仕事(Work)」と「休暇(Vacation)」を組み合わせた造語である。
     
  • 日本ではワーケーションが働き方改革の一環として導入された経緯があり、広義に「非日常の場所におけるテレワーク」として捉えられることができる。
     
  • ワーケーションは、コロナ以前から日本が抱える3つの課題、(1)観光業にとっての国内観光需要の底上げと観光時期の多様化、(2)企業にとっての働き方改革、 (3)地方自治体にとっての地方創生、を解決する一つの手段として期待されている。

■目次

1――ワーケーションに期待される効果
2――観光業には観光戦略の多様化としての期待
3――企業には働き方改革としての期待
4――地方自治体には地方創生としての期待
5――おわりに

(2020年09月04日「基礎研レポート」)

Xでシェアする Facebookでシェアする

佐久間 誠

週間アクセスランキング

ピックアップ

レポート紹介

お知らせ

お知らせ一覧

【ワーケーションが創出する観光需要-観光業・企業・地方自治体にとっての魅力を考える】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

ワーケーションが創出する観光需要-観光業・企業・地方自治体にとっての魅力を考えるのレポート Topへ