- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 新型コロナで住宅市場は更に減速、ホテル・商業は厳しさを増す-不動産クォータリー・レビュー2020年第2四半期
新型コロナで住宅市場は更に減速、ホテル・商業は厳しさを増す-不動産クォータリー・レビュー2020年第2四半期
金融研究部 准主任研究員 渡邊 布味子
このレポートの関連カテゴリ
商業セクターにおけるコロナ禍の影響はテナントの業態によって明暗が分かれている。商業動態統計などによると、2020年4-6月の小売販売額(既存店、前年同期比)は百貨店が▲49.9%、スーパーが+2.8%、コンビニエンスストアが▲8.6%となった(図表-12)。スーパーは日用品需要や巣ごもり消費が堅調な一方、百貨店は免税店売上の急減や外出自粛の影響などから4月が▲71.1%、5月が▲63.6%と大幅なマイナスとなった。コンビニエンスストアもオフィス街を中心に都心部の来店客数が減少している。また、シービーアールイー(CBRE)によると、訪日客数減少の影響などから、これまで市場を牽引してきたドラッグストアの出店需要がなくなり、心斎橋(大阪)や栄(名古屋)のプライム賃料(20年第2四半期)が下落となった。
4. J -REIT(不動産投信)市場・不動産投資市場
(ご注意)本稿記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本稿は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものでもありません。
このレポートの関連カテゴリ

03-3512-1853
(2020年08月13日「不動産投資レポート」)
ソーシャルメディア
新着記事
-
2022年05月25日
官民連携の新たな仕組み「ソーシャルインパクトボンド」とは -
2022年05月25日
指名委員会等設置会社における取締役選任-東芝の事例を参考に -
2022年05月24日
円安に急ブレーキ、円高トレンドの始まりか?それとも円安トレンドの小休止か?~マーケット・カルテ6月号 -
2022年05月24日
今週のレポート・コラムまとめ【5/17~5/23】:日本株の見通し~2022年内に日経平均3万円回復か -
2022年05月24日
欧州の保険型投資商品と年金商品の利回り等(~2020)-EIOPAが公表した報告書の紹介
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2022年05月17日
News Release
-
2022年04月21日
News Release
-
2022年04月04日
News Release
【新型コロナで住宅市場は更に減速、ホテル・商業は厳しさを増す-不動産クォータリー・レビュー2020年第2四半期】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
新型コロナで住宅市場は更に減速、ホテル・商業は厳しさを増す-不動産クォータリー・レビュー2020年第2四半期のレポート Topへ