2020年07月29日

新型コロナウイルスによる公的医療保険への当面の影響

保険研究部 准主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任   村松 容子

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■要旨

近年、医療技術の進歩や高齢化によって毎年1兆円程度、医療費が上がり続けており、公的医療保険の各制度はいずれも厳しい財政状況が続いている。

新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、感染予防に向けた手洗い・うがいの徹底が奏功し、風邪等の感染症の報告が少なくなっているとされる。また、感染することを恐れて医療機関の受診控えが起こっているとされており、今年の国民医療費は、例年と比べて低い水準で推移している。しかし同時に、経済活動の抑制にともなって収入が減少する就労者が増えたことで、保険料収入が減少し公的医療保険財政が悪化する可能性もある。

本稿では、新型コロナウイルスが公的医療保険制度に及ぼす影響について整理したい。

■目次

1―― 医療費支出への影響
 ~新型コロナ以外の感染症の減少と受診控えで、4月の医療費は昨年と比べて10ポイント減
2―― 新型コロナ特有の支出
 ~PCR検査は、自己負担分が公費で補助されても、医療保険財政には支出増
3―― 保険料収入や医療保険財政への影響
 ~公費負担がない組合健保への影響が大きい可能性
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保険研究部   准主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療

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【新型コロナウイルスによる公的医療保険への当面の影響】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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