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- インド経済の見通し~農村部の回復と所得減税により民間消費が景気をけん引、当面は+6%台後半の成長持続
2025年03月06日
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■要旨
- インド経済は2024年10-12月期の成長率が前年同期比+6.2%(7-9月期:同+5.6%)と上昇し、2四半期ぶりに+6%台の成長に回復した。祭事期の到来や豊作による農村部の需要拡大を受けて民間消費が拡大したほか、停滞していた政府支出の回復、好調なサービス輸出も景気の押上げ要因となった。
- 先行きのインド経済は高金利環境や海外経済の低成長が景気の重石となるが、農村部の回復と食料インフレの緩和、また25年度予算における所得減税やインフラ投資に支えられて民間消費を中心に内需が堅調に拡大するため、当面は概ね+6%台後半の成長ペースが続くと予想する。
(2025年03月06日「Weekly エコノミスト・レター」)
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経歴
- 【職歴】
2008年 日本生命保険相互会社入社
2012年 ニッセイ基礎研究所へ
2014年 アジア新興国の経済調査を担当
2018年8月より現職
斉藤 誠のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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