2025年01月15日

アンケート調査から読み解く企業の物流戦略の現状と課題(2)~商慣行見直しやドライバー負荷軽減、共同配送、標準化、物流DXを推進する長期ビジョン・中期計画策定の社会的要請高まる

金融研究部 主任研究員 吉田 資

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■要旨
 
  • 昨今、企業の「物流戦略」は重要な経営課題のひとつに位置づけられている状況を踏まえ、弊社は、三菱地所リアルエステートサービス株式会社と共同で、日本国内の主要荷主企業および物流企業を対象に「企業の物流戦略および物流施設利用に関するアンケート調査」を実施した。
     
  • 前回のレポートでは、本調査結果の一部を紹介し、企業の物流体制や物流業務における課題、「物流2024年問題」の影響等について概観した。
     
  • 本レポートでは、前回に続いて、本調査結果の一部を紹介し、物流業務に影響を与える各種施策や、物流戦略(物流業務方針)の策定状況等を概観したうえで、企業の物流戦略の方向性等について考察した。
 
図表 企業の物流戦略に関する回答結果(まとめ)
■目次

1.はじめに
2.物流業務に影響を与える各種施策について
  (1)「商慣行の見直し」
  (2)「物流の効率化」
  (3)「荷主・消費者の行動変容」
3.物流戦略(物流業務方針)の策定
  (1)物流戦略の策定を担当する部署(会社)
  (2)物流戦略の長期ビジョン・中期計画策定の状況
  (3)物流戦略に影響を与えると考える社会潮流
4.企業の物流戦略の方向性

(2025年01月15日「不動産投資レポート」)

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金融研究部   主任研究員

吉田 資 (よしだ たすく)

研究・専門分野
不動産市場、投資分析

経歴
  • 【職歴】
     2007年 住信基礎研究所(現 三井住友トラスト基礎研究所)
     2018年 ニッセイ基礎研究所

    【加入団体等】
     一般社団法人不動産証券化協会資格教育小委員会分科会委員(2020年度~)

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【アンケート調査から読み解く企業の物流戦略の現状と課題(2)~商慣行見直しやドライバー負荷軽減、共同配送、標準化、物流DXを推進する長期ビジョン・中期計画策定の社会的要請高まる】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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