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コラム
2024年09月10日
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8月の日経平均株価は、上旬は日銀の追加利上げ懸念や8月米雇用統計の予想以上の悪化による米景気後退懸念、さらには1ドル146円台まで急速に円高が進行したことが嫌気され、5日の日経平均株価は前日比4,451円安の3万1,458円まで急落した。しかし、その後は日銀副総裁のハト派発言や米国の堅調な経済指標を受けて米景気後退懸念が和らぎ、日経平均株価は急速に反発し13日には3万6,000円台を回復した。1ドル149円台まで円安が進行したことも好感され、16日には3万8,062円まで上昇した。下旬はジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長のハト派発言を受けて、再び為替市場で円高が進行し日経平均株価は上値を抑えられる場面もあったが、3万8,000円台で底堅く推移した。月末の日経平均株価は3万8,647円で終えた。このように日経平均株価が推移するなか、事業法人、信託銀行が買い越す一方で、海外投資家、個人が売り越した(図表1)。
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2024年09月10日「研究員の眼」)

03-3512-1855
経歴
- 【職歴】
2006年 資産運用会社にトレーダーとして入社
2015年 ニッセイ基礎研究所入社
2020年4月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・早稲田大学大学院経営管理研究科修了(MBA、ファイナンス専修)
森下 千鶴のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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