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女性の更年期症状と就労の継続

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
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経済産業省は女性の更年期症状による経済損失を年間1.9兆円と見積もる試算を公表した。キャリアを積んだ女性が増える中、更年期症状によって離職したり、自分が望むキャリアをあきらめる女性がいるとすれば、女性本人だけでなく企業にとっても、また社会全体でみても大きな損失となる。健康経営度調査では、女性の健康に関する設問の認定要件が厳格化する等、取組みの充実を推進している。しかし、現在の中高年女性には、若いころから家庭を優先しながら働いてきた人も多く、企業における制度充実だけでは解決できない問題もある。
本稿では、ニッセイ基礎研究所が2024年3月に実施した「女性の健康に関する調査」を使って、退職、休職、配置転換等を行った人について、その時の仕事や家庭における事情について尋ねた結果を紹介し、更年期症状を抱えた女性が体調にあわせて働き続けられるための職場等について考えたい。
■目次
1――はじめに
2――基礎研結果
1|調査の概要および分析対象者の概要
2|仕事への影響
3|退職、休職、配置転換等の理由
3――おわりに
(2024年08月29日「基礎研レポート」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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