2024年06月17日

推し活とお金の話-癒し、マウンティング、投げ銭、ホスト、金融商品・・・

生活研究部 研究員 廣瀬 涼

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■要旨

オタ活や推し活には、お金がかかる。経済的余裕がある消費者ならば、大きな問題はないが、多くの消費者が推し活をする上での費用捻出の為に、自身を犠牲にしている。本レポートでは、何故推し活を熱心に行うのか、何故推し活にはお金がかかるのかその背景を考察した。併せて、過度な推し活によって引き起こされる社会問題についてもとりあげた。 また、昨今推し活をしている消費者向けの金融商品が販売されている。彼らの消費行動に最も寄り添った金融商品が何か自身の考えを認めた。

■目次

本レポートのポイント
1――推し活にはお金がかかる!!
2――なぜ、無理してまで推し活をするのか
3――他のファンと競い合う故に
4――ホストのアイドル化とホストバブル
5――未成年においては
6――オタ活市場と金融商品
7――オタク心理にもっとも寄り添った金融商品は
8――「推しは推せる範囲で推せ」

(2024年06月17日「基礎研レポート」)

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生活研究部   研究員

廣瀬 涼 (ひろせ りょう)

研究・専門分野
消費文化論、若者マーケティング、サブカルチャー

経歴
  • 【経歴】
    2019年 大学院博士課程を経て、
         ニッセイ基礎研究所入社

    ・令和6年度 東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部若年支援課広報関連審査委員

    【加入団体等】
    ・経済社会学会
    ・コンテンツ文化史学会
    ・余暇ツーリズム学会
    ・コンテンツ教育学会
    ・総合観光学会

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レポート紹介

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