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「投げ銭」の依存性-“推し疲れ”の一側面を解明する
生活研究部 研究員 廣瀬 涼
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ライブ配信やSNSなどで、ファンが気に入った推し(コンテンツ)に対して送金するシステムを「投げ銭」という。SNSでの配信機能の充実や配信アプリの普及に伴い、近年市場規模を拡大させている。2021年にFintertech株式会社が行った「投げ銭市場調査」によると国内の潜在市場規模は約3,106億円を超えるという。中でも男女共に10代、20代の熱心な消費が注目されている。本レポートでは、なぜ投げ銭が熱心に行われているのか、また投げ銭を巡る諸問題について考察した。
■目次
1――10代、20代の間で熱心に行われる「投げ銭」
2――アイドルの握手権における消費文化
3――投げ銭の消費者心理
4――オタクをしている上で避けられないこと
5――まとめ
(2022年12月09日「基礎研レポート」)
03-3512-1776
- 【経歴】
2019年 大学院博士課程を経て、
ニッセイ基礎研究所入社
・公益社団法人日本マーケティング協会 第17回マーケティング大賞 選考委員
・令和6年度 東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部若年支援課広報関連審査委員
【加入団体等】
・経済社会学会
・コンテンツ文化史学会
・余暇ツーリズム学会
・コンテンツ教育学会
・総合観光学会
廣瀬 涼のレポート
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