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運動を習慣化する秘訣
保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
3――運動実施頻度が週1日未満の人も多くが「運動不足」を感じている
4――運動習慣をもつためには、心身への効果への期待、自分なりの目標を持つこと、楽しみを見出すことが重要
週1日運動をしている人が、頻度や1回の運動時間の延ばし、30分以上の運動を週2日、さらにはそれを1年以上継続するためには、運動不足を解消するといった消極的な理由では難しく、より積極的な心身への効果を期待したり、運動によって自分なりの目標を持てること、また、楽しみ等を見出せることが重要なようだ。
20~64歳の運動習慣は、コロナ禍でいったん歯止めがかかったもののどちらかといえば悪化傾向にある2。2024年度から始まる「健康日本21(第三次)」の運動目標を達成するためには、これまで以上に運動実施の効果を周知し、運動を日々の生活の中に浸透させていくことが必要となるだろう。
2 村松容子「コロナ禍で運動習慣は定着したか?~運動実施・非実施の差が拡大」ニッセイ基礎研究所基礎研レポート(2024年3月)
(2024年03月26日「基礎研レポート」)
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- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
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