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サイバーリスクの変容と保険対応-サイバー保険はランサムウェアの進化にどう対応してきたか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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近年、サイバーリスクが増大している。フィッシング詐欺、なりすまし。DDoS攻撃、不正アクセス、パスワードクラッキングなど、企業や個人を問わず、多様なサイバー攻撃にさらされている。特に、ここ数年、特に深刻化しているのが企業等へのランサムウェアによる攻撃だ。米国のアクチュアリー会は、サイバー保険を通じたリスク対応について継続的に議論を行っている。本稿では、その議論や対策など、サイバーリスクの動向を見ることとしたい。
■目次
1――はじめに
2――日本でのサイバーリスクの顕在化
1|被害業種は製造業とサービス業で過半を占め、規模では中小企業に多い
2|ランサムウェアの被害件数は急増
3――サイバーリスクの分類
1|一般社会と保険業界では、「壊滅的なサイバーリスク」の定義がやや異なっている
2|サイバーリスクには、特異的、システマティック、システミックの3つのタイプがある
3|ランサムウェア攻撃の進化により、保険業界の変化が促された
4――サイバーリスクに関する知識ギャップ
5――おわりに (私見)
(2023年12月05日「保険・年金フォーカス」)
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保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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