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気候リスク保険のジェンダー配慮-マクロ、メソ、マイクロ -- 各レベルでカギとなる取り組みは...

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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気候変動問題への注目が高まっている。地球温暖化が進み、ハリケーン、豪雨、海面水位上昇、山林火災、干ばつなど、様々な形で、極端な気象があらわれつつある。
気候変動の影響は、大規模な山林火災、干ばつによる水不足や作物被害、感染症の蔓延地域の拡大、島嶼国の水没などのリスク発現として生じている。
こうした影響は、男女平等に起こるわけではない。気候変動は、ジェンダー問題を増幅させるという。今回は、気候変動とジェンダー問題、その緩和のための保険について見ていくこととしよう。
■目次
1――はじめに
2――気候変動とジェンダー
1|女性は気候変動に伴う自然災害の影響を受けやすい
2|女性は社会で不利な立場に置かれている
3|気候変動枠組条約締約国会議は、ジェンダーを気候変動対処のための重要な要素と
位置づけ
4|気候変動とジェンダー平等をテーマに、国連女性の地位委員会が開催された
5|気候変動の影響とジェンダー格差を学んだ若齢者はまだ少数
3――気候リスク保険とジェンダー配慮の組み込み
1|気候リスク保険が設立されている
2|気候リスク保険は包括的保険
3|気候リスク保険にはマクロ、メソ、マイクロのレベルがある
4|マクロ、メソ、マイクロのレベルに応じたジェンダー配慮が必要
4――おわりに (私見)
(2023年11月01日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
篠原 拓也のレポート
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