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不動産投資市場動向(2023年第1四半期)-不動産売買は急減速。国内市場外で高まるリスクに注視
基礎研REPORT(冊子版)8月号[vol.317]

金融研究部 准主任研究員 渡邊 布味子
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1―国内全体の不動産取引の動向(2023年第1四半期)
2―外国資本の国内不動産購入の動向(2023年第1四半期)
3―世界の不動産投資市場の動向
特に不動産投資市場および賃貸市場が停滞している国・都市に拠点を持つ外国資本には、海外の不動産に投資しづらい環境であるようだ。
なお、同じ国・地域でも、事業者の判断や運営するファンドの運用方針によっても投資スタンスが異なり、外国資本とひとくくりにした一様の傾向を見つけるのは特に難しい局面と考える。
4―崩れにくい不動産投資市場と、海外および市場外のリスクの高まり
一方で物件やエリアにより2極化しており、郊外部のオフィスなどの買い手がなかなか現れない物件もあるようだ。海外不動産投資市場や、金利、経済情勢の動向など、外部の金融環境から国内不動産投資市場の停滞を招く要因の懸念も高まっており、しばらくは多角的に情勢を注視する必要があると考える。
(2023年08月08日「基礎研マンスリー」)
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03-3512-1853
- 【職歴】
2000年 東海銀行(現三菱UFJ銀行)入行
2006年 総合不動産会社に入社
2018年5月より現職
・不動産鑑定士
・宅地建物取引士
・不動産証券化協会認定マスター
・日本証券アナリスト協会検定会員
・2022年、2023年 兵庫県都市計画審議会専門委員
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