- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 資産運用・資産形成 >
- 投資信託 >
- アクティブ型の国内株式ファンド復権に必要な2つのこと
2023年01月23日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
■目次
1――外国株式ファンドの販売は好調だが
2――国内株式ファンドの販売は低調
3――20年以上、伸び悩む残高
4――実は米国株式並みに収益をあげたファンドも存在
5――もっと見直されていいのでは
6――とにかく攻めの運用を
7――地道にイメージの改善も
- この20年間で投信を用いた資産運用は着実に浸透してきているが、アクティブ型、インデックス型問わず国内株式ファンドで長期投資する個人投資家はほとんど増えていない。その要因として、国内株式自体の投資魅力がそもそも低いと思われていることがあげられる。
- ただし、アクティブ型の国内株式ファンドについては、国内株式全体でみると低収益だったとしても、銘柄選択によって高い収益を上げることも可能である。実際に過去に米国株式並みに高収益を上げた国内株式ファンドも存在する。
- 今後、アクティブ型の国内株式ファンドが個人投資家から見直されるためには、国内株式全体の投資魅力が低い以上、それを補ってあまりあるほど尖ったアクティブ運用をすることが求められると考えている。それと合わせて、そのことを個人投資家に上手にアピールすることも必要だろう。
■目次
1――外国株式ファンドの販売は好調だが
2――国内株式ファンドの販売は低調
3――20年以上、伸び悩む残高
4――実は米国株式並みに収益をあげたファンドも存在
5――もっと見直されていいのでは
6――とにかく攻めの運用を
7――地道にイメージの改善も
(2023年01月23日「基礎研レポート」)

03-3512-1785
経歴
- 【職歴】
2008年 大和総研入社
2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
2022年7月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会検定会員
・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)
前山 裕亮のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/06/11 | DCでも、国内株式の利確膨らむ~2025年5月の投信動向~ | 前山 裕亮 | 研究員の眼 |
2025/05/29 | 米国株式は高PERでも高収益?~日米株式の資本コスト比較~ | 前山 裕亮 | 研究員の眼 |
2025/05/09 | 下落時の分配金の是非~2025年4月の投信動向~ | 前山 裕亮 | 研究員の眼 |
2025/05/02 | 金利がある世界での資本コスト | 前山 裕亮 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年06月16日
株式併合による非公開化-JAL等によるAGPのスクイーズアウト -
2025年06月16日
なぜ博士課程への進学者が減少しているのか-注目したい民間就職の動向- -
2025年06月16日
マスク着用のメンタルヘルスへの影響(1)-コロナ禍の研究を経て分かっていること/いないこと -
2025年06月13日
DeepSeekに見るAIの未来-近年のAI進化の背景とは -
2025年06月13日
年齢制限をすり抜ける小学生たち-α世代のSNS利用のリアル
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
-
2024年11月27日
News Release
【アクティブ型の国内株式ファンド復権に必要な2つのこと】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
アクティブ型の国内株式ファンド復権に必要な2つのことのレポート Topへ