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気候変動が降水に与える影響-降水では、「富者はますます富み、貧者はますます貧しくなる」

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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気候変動問題への注目度が高まりつつある。毎年、全国のあちこちで、台風や線状降水帯などによる豪雨が発生し、河川の氾濫や土砂災害が引き起こされている。しかし、時折集中豪雨に見舞われたとしても、年間を通じた降水量が変化するとは言い切れない。それでは、気候変動が降水に与える影響は、どのようなものと捉えたらよいだろうか。本稿では、近年の降水の状況について、データ等を見ながらまとめてみることとしたい。
■目次
1――はじめに
2――日本の降水の推移
1|51地点の観測データをもとに降水の推移を把握
2|降水量には大きな変化の傾向は見られない
3|多雨や乾燥といった極端な降水の頻度は増加傾向にある
3――世界の降水の変化
1|世界では2000年代半ば以降に降水量の多い時期がみられる
2|IPCC報告書
: 降水量は1950 年以降増加の可能性が高く、1980 年代以降はその増加率が加速
3|もともと雨の多い地域では降水量が増加、少ない地域では減少
4――世界の干ばつの増加
5――おわりに (私見)
(2022年11月15日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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