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老衰の増加-公的介護保険制度の浸透が影響?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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日本では、老衰を死因とする死亡が増加している。2020年には、13.2万人もの人が老衰で亡くなり、対前年で8%以上も増加した。死亡数では、がん、心疾患についで、3番目に多い死因となっている。
本稿では、データをみながら、増加する老衰について考えてみたい。
■目次
1――はじめに
2――老衰死の推移
1|老衰の死亡率は2000年頃を底としたU字型
2|老衰の死亡率は年齢区分を固定してもU字型
3――死亡診断書上の老衰死因記載
1|死因の分類はICDが基準
2|死因「老衰」は、高齢者で他に記載すべき死亡の原因のない、いわゆる自然死の場合のみ
3|死因「老衰」は、病院の医師は記載しづらい
4――死亡場所の変化 : 老衰の記載に影響
5――おわりに (私見)
(2022年04月19日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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