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入院の短期化-平均在院期間短期化の背景には何があるのか?

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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入院は、医療の主要な部分を占めている。入院医療の質が、退院後の患者の回復や社会復帰を左右するといっても過言ではない。それとともに、財政面からみても、入院医療が国民医療費に与える影響は大きい。それとともに、財政面からみても、入院医療が国民医療費に与える影響は大きい。
本稿では、図表データをもとに、日本の入院の状況についてみていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――入院の動向
1|平均在院期間の短期化により繰越入院が減っており、入院受療率は低下
2|国際的にみると、日本の平均在院期間は突出して長い
3――入院期間短期化の構造
1|平均在院期間は、男性の中高齢、女性の超高齢で大幅に減少
2|平均在院期間は、診療報酬制度の影響を受けている部分もある
3|高齢化が進むと平均在院期間が下げ止まる可能性がある
4|退院後の行き先は、自宅が減る一方、介護施設への入居が増加
4――おわりに (私見)
(2019年11月11日「基礎研レター」)

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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