2019年05月24日

二次医療圏思考-自分の二次医療圏を知っていますか? 

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也

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■要旨

「二次医療圏」という言葉を、聞いたことはあるだろうか? 聞いたことはあっても、実際に、自分の住む場所がなんという二次医療圏に入るか、知っているだろうか?

日本では、1985年より医療計画が立案・実施されている。現在は、第7次医療計画(2018~2023年度)の途中だ。医療計画では、医療圏が設定されて医療圏ごとに計画が立てられる。本稿では、二次医療圏の比較を通じて、二次医療圏への理解を高め、地域医療の姿を眺めることとしたい。

■目次

1――はじめに
2――医療圏
  1|二次医療圏は一般的な保健医療を提供する区域
  2|全国に344の二次医療圏が設定されている
  3|91の二次医療圏が見直し基準に該当している
3――二次医療圏の比較
  1|人口最多の医療圏と最少の医療圏では、100倍以上の人口格差がある
  2|医師や歯科医師は、都市部に集中している
  3|病院数のランキングの上位には九州、四国地方や北海道の諸地域が入っている
  4|入院患者の流入割合は都市部で高く、流出割合は山間部や島しょで高い
4――おわりに
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保険研究部   主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員

篠原 拓也 (しのはら たくや)

研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務

経歴
  • 【職歴】
     1992年 日本生命保険相互会社入社
     2014年 ニッセイ基礎研究所へ

    【加入団体等】
     ・日本アクチュアリー会 正会員

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レポート紹介

【二次医療圏思考-自分の二次医療圏を知っていますか? 】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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